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売上の進捗は壁面管理が一番良い方法でしょうか?

日々の売上管理のためには、やはり壁面に担当者ごとの実績を掲示するのが一番良い方法なのでしょうか?他に方法はありますか?

本当に管理すべき指標は何かをもう一度考えなおしましょう!

ズバッ!と回答

◯仕事柄、ホームページの制作打ち合わせや個別のコンサルティングで全国の代理店さんの事務所を訪問します。事務所内を見回すと、「◯◯キャンペーン実施中!めざせ××賞入賞!!」とか、「他社満期ゲット運動展開中!」といった感じで担当者ごとの進捗グラフが掲示されているのをみかけます。保険会社の担当者時代はよくそんなグラフを作って代理店さんの事務所に貼らせてもらった記憶がありますね(笑)

◯でもね、そもそも「日々の売上を可視化すること」が本当にやりたかったことなんでしょうか? ということを、私自身の反省もふまえて今回は冷静に考えてみたいと思います。

◯それぞれの代理店さんにおける経営目標やミッションは色々だと思いますが、総じて多いのが「顧客満足度地域ナンバーワン」や「地域に根ざして子や孫の代までお客様をお守りし続ける」というものだと思います。表現の違いはあっても、異論のないところではないでしょうか。つまりこれが事業の大目的であり、使命なわけです。

◯一方、それらの目的を達成するために事業収益の維持向上は欠かせない要素であり、日々の売上はそれらの目標達成のひとつの手段だといえます。ところが、その手段の管理こそがいつの間にか目的化してしまい、営業的な売上に一喜一憂してしまっているのが現状ではないでしょうか。

◯「いや、そんなことないよ!」って反論もあるでしょうが、事務所の壁面を埋め尽くしているキャンペーンや売上管理の数々が、結果的にはそれを物語っているような気がしてなりません。ちょっと生意気かもしれませんが、そう思いませんか?

◯とはいえ、手段を可視化することを否定しているわけではありません。しかしながら、大目標である「顧客満足度」や「お客様をお守りし続ける」というものこそ、本当はその進捗を可視化してもっとも目立つところに掲示し、日々スタッフ全員で意識すべきものではないでしょうか。

◯「そんな事言ったって、顧客満足度なんてどうやって進捗管理するの?」はい、そんな声が聞こえてきました(笑)。そうですね、確かにそれは簡単なことではないかもしれません。ですが例えば、定期的に顧客アンケートを実施してその結果を測るとか、もっと単純にお客様の声を掲示するとか、他にも色々方法はあるかもしれません。

◯ここで一度考えてみたいのは、「管理しやすい指標だけを管理することで、いつの間にか会社の目的や使命から外れていっていないだろうか?」ということです。もしそう感じることがあるのであれば、今すぐ壁面の売上管理表を剥がしてスタッフ全員でミーティングをしてみるのもいいかもしれません。

◯いかがでしょうか。自分たちの「目的」と「手段」をあらためて考えなおしてみる事で、壁面管理も随分奥深いものになってくるような気がします。

Vol.28 2012.04